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七ヶ浜ビーチハウス

2016​ / 宮城県

七ヶ浜ビーチハウスは仮設ステージおよび海の家として、東日本大震災後5年となる七ヶ浜の海開きを祝って計画されました。シンプルなハーフシリンダーの形状により、合板ピースの種類を5つにまで低減することができ、今まで以上に組み立てが簡易化されました。

 

夏の2、3週間のみ利用される本建物は、毎年組み立てと解体が繰り返され、コンサートやカフェなど浜でのアクティビティの場となります。従来の建物と比べ、簡易な基礎と軽量のフレームが、保管・運搬・建設に要するコストを抑えます。この仮設ベニアハウスは、夏の海を盛り上げると共に、震災で多くを失い傷ついた七ヶ浜の回復を後押しし復興に寄与することを願って作られました。

TEAM: 慶應義塾大学SFC小林博人研究会(設計施工)、小林・槇デザインワークショップ(設計施工)、鈴木啓(構造)、真栄工芸株式会社(プレカット)、地元高校(施工)、他

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