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パル コミュニティセンター
2019 / インドネシア、スラウェシ島
2018年9月28日、パル市から77㎞先の沖でマグニチュード7.5の地震が観測されました。続いて津波が発生し、沿岸部の建物を一掃。その後も土砂災害が襲い、約68,000戸の住宅が損壊、150万人もの人々に影響を与えました。世界的にもこの年最も被害の大きかった地震で、負傷者約4,400人、死者約2,200人を記録しました。
こうした状況を受けて、避難キャンプのすぐ横にパル コミュニティセンターの建設が計画されました。特徴的な三角の形は、この地の伝統的な住宅 Rumah Tambi に着想を得ています。合板は同じスラウェシ島で現地の職人によってプレカットされ、施工には地元の人々やバンドン工科大学、タデュラコ大学の建築学生らが参加しました。
TEAM: 慶應義塾大学SFC小林博人研究会(設計施工)、IAI Palu、鈴木啓(構造)、バンドン工科大学(施工)、タデュラコ大学(施工)、他
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