f. i. t. ハウス トルコ

2023​ / トルコ・アンタキヤ

2023年2月トルコでM7.8の地震が発生し、建物の倒壊による被害も甚大であった。

そこでF.I.T. Houseで初となる海外でのプロトタイプをトルコのアンタキャにて施工した。地元メーカーの協力によりSIP (Stractural Insulated Panel) ボードは現地企業の協力により生産された。パネルは地元メーカーの標準 OSB の寸法に合わせて日本における既存のものとは異なる4x8 フィートのものを用い、幅2.4x奥行2.4x高さ2.4mの寸法で設計し、屋根には膜を、外壁には防水塗料を施した。施工後、現地の市役所でF.I.T. Houseのプレゼンテーションを行った。課題としては、RC造が一般的であるトルコでは木を使った建築に馴染みがないため、木造建築の優位性を示す必要性が挙げられた。

​​​

​

TEAM: 慶應義塾大学SFC小林博人研究会（設計施工）、セナ・ヤプ （プレカット）、他