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ヴィス べニア茶室

2016​ / クロアチア ヴィス島

日本の建築文化を紹介し、日本とクロアチアの文化交流を促す目的で、クロアチアのヴィス島に茶室が建てられました。もともと日本の茶室は移動可能で仮設的でしたが、自らが組み立てて作るこの合板の茶室もまた、日本建築のそのようなしなやかな性格を表現しています。

 

イタリアから運ばれた合板パネルは、スロベニアの高校にあるCNCルーターで教育の一環としてカットされ、クロアチアのヴィス島に運ばれて茶室へと組み立てられました。

 

軽快な茶室は、周囲の石やレンガの建築と好対照をなし、異なる文化的背景を持った持続可能な建築としてヴィス島の人々に受け入れられました。

TEAM: 慶應義塾大学SFC小林博人研究会(設計施工)、小林・槇デザインワークショップ(設計施工)、ミラノ工科大学(設計施工)、鈴木啓(構造)、スロベニアの地元工業高校(プレカット)、他

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