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前網浜べニアハウス

2013​ / 宮城県

前網浜べニアハウスは、南三陸べニアハウスを改良して構想されたべニアハウス第二弾です。東日本大震災の被害に遭った地元の漁業組合有志によって地域間伐材を利用して施工された、コミュニティ集会所兼倉庫計画です。

 

本プロジェクトでは、建設の全ての工程と手順を「建設マニュアル」に図示し、設計図面を解読しなくても簡単に建設の過程を理解できる仕組みを導入しました。これにより、建設の手戻りがなくなり、その日その時の建設要員が、次に何をやらなければならないか即座に理解し、作業を進めることができました。またインターネットを介した工程の公開によっても、関係各人に工事の進捗が詳細に伝えられました。地域のリソースを生かして「早く安く簡単に」を合言葉に、このべニアハウス第二弾では、メディア面に大幅な改良が加えられました。

TEAM: Architecture for Humanity(スポンサー)、小林・槇デザインワークショップ(設計施工)、慶應義塾大学SFC小林博人研究会(設計施工)、鈴木啓(構造)、真栄工芸株式会社(プレカット)、藤尾孝悦(施工)、前網浜漁業協同組合有志(施工)、他

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