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かわうちワイン テイスティングパビリオン

2018 / 福島県

東日本大震災から7年以上の時が経て、福島原子力発電所から30km圏内にある川内村では約80%の村民が帰村しています。かわうちワイン株式会社もまた、2017年よりこの地で新しい産業となるワイン造りを始めました。このテイスティングパビリオンの全ての部材は、小林博人研究会の学生たちがCNCルーターを現地の旧精密機械工場に持ち込んで切り出しました。3.8m角のチェッカーフラッグ状の壁面で構成されたシンボリックなキューブは、広いぶどう畑を見晴らす場所に建ち、その美しい景色と共に川内村の新しいワイン生産を見守ってゆきます。

TEAM: 慶應義塾大学SFC小林博人研究会(設計施工)、鈴木啓(構造)、かわうちワイン(施工)、他

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